スポンサードリンク

青年2級2016 開目抄の練習問題と設問 第20段から21段

第二十段から(問10)

此に日蓮案じて云く世すでに末代に入つて二百余年・辺土に生をうけ其の上下賎・其の上貧道の身なり、輪回六趣 の間・人天の大王と生れて万民をなびかす事・大風の小木の枝を吹くがごとくせし時も仏にならず、大小乗経の外凡・内凡の大菩薩と修しあがり一劫・二劫無量劫を経て菩薩の行を立てすでに不退に入りぬべかりし時も・強盛の悪縁に ・おとされて仏にもならず、しらず大通結縁の第三類の在世をもれたるか久遠五百の退転して今に来れるか、法華経を行ぜし程に世間の悪縁・王難・外道の難・小乗経の難なんどは忍びし程に権大乗・実大乗経を極めたるやうなる道綽 ・善導・法然等がごとくなる悪魔の身に入りたる者・法華経をつよくほめあげ機をあながちに下し理深解微と立て未有 一人得者・千中無一等と・すかししものに無量生が間・恒河沙の度すかされて権経に堕ちぬ権経より小乗経に堕ちぬ外 道・外典に堕ちぬ結句は悪道に堕ちけりと深く此れをしれり、日本国に此れをしれる者は但日蓮一人なり

①本文から 日蓮大聖人様はどの様な生まれで、どの様な身と言っているか。本文から書きなさい。

②本文の「大通結縁の第三類」3つ書きなさい。

③法華経への不信・法華経への信を破る因をただ一人見抜いた文を本文から書きなさい。

第二十段から(問11)

これを一言も申し出すならば父母・兄弟・師匠に国主の王難必ず来るべし、いはずば・慈悲なきに・にたりと思惟する に法華経・涅槃経等に此の二辺を合せ見るに・いはずば今生は事なくとも後生は必ず無間地獄に堕べし、いうならば 三障四魔必ず競い起るべしとしりぬ、二辺の中には・いうべし

①本文の「これを一言も申し出すならば」の「これ」とは何かを説明しなさい。

②言ったらどうなるか?本文から書きなさい。

③言わなかったらどうなるか?本文から書きなさい。

④言うか言わないか、日蓮大聖人はどう促しているか。本文から書きなさい。

第二十段から(問12)

「二辺の中には言うべし」と正法を広めるべきだとする経文(涅槃経)にはどのような文が書いてありますか?また、摩訶止勧にはどのように書いてありますか?

第二十段から(問13)

王難等・出来の時は退転すべくは一度に思ひ止るべ しと且くやすらいし程に宝塔品の六難九易これなり、我等程の小力の者・須弥山はなぐとも我等程の無通の者・乾草 を負うて劫火には・やけずとも我等程の無智の者・恒沙の経経をば・よみをぼうとも法華経は一句一偈も末代に持ちがたしと・とかるるはこれなるべし、今度・強盛の菩提心を・をこして退転せじと願しぬ

①本文の「宝塔品の六難九易」九易の三つを本文から抜粋して、現代文で説明しなさい。

②本文の「今度・強盛の菩提心を・をこして退転せじと願しぬ」は何を表していますか?

第二十一段から(問14)

既に二十余年が間・此の法門を申すに日日・月月・年年に難かさなる、少少の難は・かずしらず大事の難・四度なり二度は・しばらくをく・王難すでに二度にをよぶ、今度はすでに我が身命に及ぶ

①本文中の次の文はそれぞれどのような難か書きなさい。

 

イ「大事の難・四度なり」
ロ「王難すでに二度にをよぶ」
ハ「今度はすでに我が身命に及ぶ」

第二十一段から(問15)

法華経の第四に云く「而も此経は如来の現在にすら猶怨嫉多し況や滅度の後をや」

①本文中の「如来の現在にすら猶怨嫉多し況や滅度の後をや」を漢字で書いて説明しなさい。

第二十一段から(問16)

秀句に云く「代を語れば則ち(ア)の終り(イ)の始め地を尋ぬれば則ち唐の東羯の西・人を原ぬれば則ち五濁の生・(ウ)の時なり、経に云く(エ)此の言良に以有るなり」等云云

①ア・イ・ウ・エ に入る語句を書きなさい。

開目抄 問題の解答
青年2級2016・開目抄 練習問題の解答 全

スポンサードリンク