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青年2級2016 開目抄の練習問題と設問 第22段から23段

第二十二段から(問17)

されば日蓮が法華経の智解は(ア)・(イ)には千万が一分も及ぶ事なけれども難を忍び(ウ)のすぐれたる事は・をそれをも・いだきぬべし、定んで天の御計いにもあづかるべしと存ずれども一分のしるしもなし、いよいよ重科に沈む、還つて此の事を計りみれば我が身の法華経の行者にあらざるか、又諸天善神等の此の国をすてて去り給えるか・かたがた疑はし

① ア・イ・ウに入る語句を書きなさい。

②本文中の「一分のしるしもなし」と「重科」を説明しなさい。

第二十二段から(問18)

而るに法華経の第五の巻・( ア )の二十行の偈は日蓮だにも此の国に生れずば・ほとをど世尊は大妄語の人・八十万億那由佗の菩薩は提婆が虚誑罪にも堕ちぬべし、経に云く「諸の無智の人あつて・悪口罵詈等し・刀杖瓦石を加う」等云云、今の世を見るに日蓮より外の諸僧たれの人か法華経につけて諸人に悪口罵詈せられ刀杖等を加えらるる者ある、日蓮なくば此の一偈の未来記は妄語となりぬ、「悪世の中の比丘は邪智にして心諂曲」又云く「白衣の与に法を説いて世に恭敬せらるること六通の羅漢の如し」此等の経文は今の世の念仏者・禅宗・律宗等の法師なくば世尊は又大妄語の人、常在大衆中・乃至向国王大臣婆羅門居士等、今の世の僧等・日蓮を讒奏して流罪せずば此の経文むなし、又云く「数数見擯出」等云云、日蓮・法華経のゆへに度度ながされずば数数の二字いかんがせん、此の二字は天台・伝教もいまだよみ給はず況や余人をや、末法の始のしるし恐怖悪世中の金言の・あふゆへに但日蓮一人これをよめり

①本文の「世尊は大妄語の人」となってしまう理由を書きなさい。

②本文の「数数見擯出」を説明しなさい。

③本文中にある文から抜粋して三類の強敵に当てはまる文をそれぞれ書きなさい。

④大聖人様が難に会いながらも「末法の始のしるし恐怖悪世中の金言の・あふゆへに但日蓮一人これをよめり」と言われているが何故か?

第二十二段から(問19)

経文に我が身・普合せり御勘気をかほれば・いよいよ悦びをますべし、例せば小乗の菩薩の未断惑なるが願兼於業と申して・つくりたくなき罪なれども父母等の地獄に堕ちて大苦を・うくるを見てかたのごとく其の業を造つて願つて地獄に堕ちて苦に同じ苦に代れるを悦びとするがごとし、此れも又かくのごとし当時の責はたうべくもなけれども・ 未来の悪道を脱すらんとをもえば悦びなり

①本文中の「願兼於業」を説明しなさい。

②本文中の「悦びなり」は何故「悦びなり」なのか説明しなさい。

第二十三段から(問20)

但し世間の疑といゐ自心の疑と申しいかでか天扶け給わざるらん、諸天等の守護神は仏前の御誓言あり法華経の行者には・さるになりとも法華経の行者とがうして早早に仏前の御誓言を・とげんとこそをぼすべきに其の義なきは我が身・法華経の行者にあらざるか、此の疑は此の書の肝心・一期の大事なれば処処にこれをかく上疑を強くして答をかまうべし

①本文中の「世間の疑」と「自心の疑」を説明しなさい。

②本文中の「此の疑は此の書の肝心・一期の大事」を説明しなさい。

開目抄 問題の解答
青年2級2016・開目抄 練習問題の解答 全

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