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青年2級2016 開目抄の練習問題と設問 第45段から50段

第四十五段から(問31)

詮ずるところは天もすて給え諸難にもあえ身命を期とせん、身子が六十劫の菩薩の行を退せし乞眼の婆羅門の責を堪えざるゆへ、久遠大通の者の三五の塵をふる悪知識に値うゆへなり、善に付け悪につけ法華経をすつるは地獄の業なるべし、大願を立てん日本国の位をゆづらむ、法華経をすてて観経等について後生をごせよ、父母の頚を刎ん念仏申さずば、なんどの種種の大難・出来すとも智者に我義やぶられずば用いじとなり、其の外の大難・風の前の塵なるべし、我日本の(ア)とならむ我日本の(イ)とならむ我日本の(ウ)とならむ等とちかいし願やぶるべからず

①諸天の加護が有るか無いかの次元を超越し大聖人様の境涯或いは大願を述べている文を本文から書きなさい。

②本文中の「身子」は誰のことか?

③「善に付け」、「悪につけ」の善と悪を説明しなさい。

④「善に付け」「悪につけ」、法華経を捨てるとどうなるか?

⑤「我日本の(ア)とならむ我日本の(イ)とならむ我日本の(ウ)とならむ」のア・イ・ウは三徳のどれにあたるか書きなさい。

第四十七段から(問32)

此の一念三千も我等一分の慧解もなし、而ども一代経経の中には此の経計り一念三千の玉をいだけり、余経の理は玉に・にたる黄石なり沙をしぼるに油なし石女に子のなきがごとし、諸経は智者・猶仏にならず此の経は愚人も仏因を種べし不求解脱・解脱自至等と云云

①本文中の「此の経」とはなにか?

②「不求解脱・解脱自至」を説明しなさい。

第四十七段から(問33)

(ア)並びに我が弟子・諸難ありとも(イ)なくば自然に(ウ)にいたるべし、(エ)なき事を疑はざれ(オ)ならざる事をなげかざれ、我が弟子に朝夕教えしかども・疑いを・をこして皆すてけんつたなき者のならひは約束せし事を・まことの時はわするるなるべし

①本文中のア・イ・ウ・エ・オ に語句を書きなさい。

②本文中の「まことの時」を説明しなさい。

第四十八段から(問34)

夫れ摂受・折伏と申す法門は水火のごとし火は水をいとう水は火をにくむ、摂受の者は折伏をわらう、折伏の者は摂受をかなしむ、無智・悪人の国土に充満の時は摂受を前とす安楽行品のごとし、邪智・謗法の者の多き時は折伏を前とす常不軽品のごとし、譬へば熱き時に寒水を用い寒き時に火をこのむがごとし、草木は日輪の眷属・寒月に苦をう諸水は月輪の所従・熱時に本性を失う、末法に摂受・折伏あるべし所謂悪国・破法の両国あるべきゆへなり、日本国の当世は悪国か破法の国かと・しるべし

①仏法の弘教の方法には二つあるといわれている。この二つを書いて、それぞれを説明しなさい。

②折伏を第一とする文を本文中から書きなさい。

第四十九段から(問35)

涅槃経に云く「若し善比丘法を壊る者を見て置いて(ア)し(イ)し(ウ)せずんば当に知るべし是の人は仏法の中の怨なり、若し能く駈遣し呵責し挙処せば是れ我が弟子真の声聞なり」等云云「仏法を壊乱するは仏法中の怨なり慈無くして詐り親しむは是れ彼が怨なり能く糾治せんは是れ護法の声聞真の我が弟子なり彼が為に悪を除くは即ち是れ彼が親なり能く呵責する者は是れ我が弟子駈遣せざらん者は仏法中の怨なり」等云云

①本文中の ア・イ・ウ に語句を書きなさい。

②仏法を破壊する者に対して何もせずに放置しているのは自身も何になってしまいますか?

③ ②とは反対に、折伏すれば、何になるか?

第五十段から(問36)

日蓮は日本国の諸人にしうし父母なり一切天台宗の人は彼等が大怨敵なり「彼が為に悪を除くは即ち是れ彼が親」等云云、無道心の者生死をはなるる事はなきなり

①本文中から主師親の文を書きなさい。

第五十段から(問37)

愚人にほめられたるは第一のはぢなり、日蓮が御勘気を・かほれば天台・真言の法師等・悦ばしくや・をもうらんかつはむざんなり・かつはきくわいなり

①日蓮大聖人さまが迫害・非難中傷を受けているのは恥ではなくむしろ無知の愚人にほめられるのをなんと言っているか?

第五十段から(問38)

天台の云く「適時而已」等云云、仏法は時によるべし日蓮が流罪は今生の小苦なれば・なげかしからず、後生には大楽を・うくべければ大に悦ばし

①本文中の「適時而已」を読み下して説明しなさい。

②本文中の「今生の小苦」を説明しなさい。

③本文中の「後生には大楽を・うくべければ大に悦ばし」を説明しなさい。

開目抄 問題の解答
青年2級2016・開目抄 練習問題の解答 全

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